採用の未来は「ジョブ型」

|学歴や意欲とは別の顕在化スキル

新型コロナの影響により、テレワークが爆発的に広がったことで、出社の定義や、オフィスを設ける価値。という内容が話題となりました。さらに、終身雇用と年功序列が一般的ではなくなり、真の実力社会とシフトしている。新卒採用では、メンバーシップ型雇用は、過去のモノになりつつあります。

※メンバーシップ雇用って何?
主に総合職として採用すること。転勤や異動、ジョブローテーションなどを交え、キャリア形成していく。

残念ながら「頑張っている方が恩恵を受ける時代ではなくなり、実力こそが全て。という時代にシフトしている。」といった企業様の意見も、多く耳にするようになりました。

実力社会というのが現実化されて来ているようです。未来は、強みを活かした人材採用のジョブ型採用が主流になってくるでしょう。

※ジョブ型採用って何?
年齢や学歴、意欲など。顕在化されたスキルを活かし、特化した専門スキルを重視した雇用形態のこと。仕事そのものを基準として雇用する。

|あなたの強みは、何ですか?

採用成功している企業様が、応募者に聞く「共通項目」がありました。

「あなたの強みは何ですか?それらを武器に、当社へ貢献できるモノは何だと思いますか?」

新卒採用だけではなく、中途採用(正社員・契約社員等)でも必ず聞いているようです。

・あなたの強みは何ですか。
・あなたの特技は何ですか。
・それらを武器に、当社へ貢献できるモノは何だと思いますか。

|学歴 < SNS

誰もが納得する某大学卒で採用したは良いが、とにかく覚えが悪い。
指摘をすれば泣いてしまう。覚えが悪いので、またミスをする。上司に報告するも「根気よく教育してくれ」と言われる。指摘をすれば泣く。の繰り返しで、負のスパイラルに陥っていく…。

ある企業様が、数年前に採用した人材に対してのお悩みでした。こうしたお悩みを持つ企業様も多いのではないでしょうか。

学歴で判断する時代ではなくなり、「これまで何をテーマして、何を目標にして、自身の強みをどう活かして生活し、SNSで何を発信してきたか。」というモノが、1つの採用判断材料になる時代にシフトして行くでしょう。

例えば、調味料の比較レビューをSNSで発信している人材。
当然、調味料に詳しいため、食品メーカーや貿易会社での営業職、広報であれば、強みを活かして活躍できる。というのは容易に想像ができます。

「これまでの学生生活で、何を学んで来ましたか。」ではなく、

「これまでのSNSで、何をテーマに発信して来ましたか?」「その理由はなぜですか?」と問う時代へと推移するのは、そう遠くない未来かもしれません。

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